RAID-XP は、ハイエンドのイオンモビリティス分光計により化学兵器 (CWA) と有害工業化学物質 (TIC) を検知、識別、継続監視することができます。
さらに、半導体センサーと 2 つのフォトダイオードを同時に使用することで、ガンマ線の検知と定量化(線量率および累積線量)を行います。データの監視と照会は、明確で分かりやすいデュアルディスプレイと、操作が簡単な統合ソフトウェアメニューによって実現されています。RS232 と GPS インターフェースが可能です。
RAID-XP は信頼と実績のブルカーの技術に基づく堅牢かつ柔軟性に優れる装置で、単独での運用と車両搭載による運用の両方に対応します。
化学兵器 (CWA) や放射線による複合的な脅威を軽減するために、ブルカーは革新的なシステム RAID-XP シリーズを開発しました。
RAID-XP は、化学物質や放射線による脅威の検出を単一のシステムに統合し、さらには有毒工業化学物質 (TIC) の検知能を強化しています。
代表的なアプリケーション
軍事利用、特に境界監視、テロ対策、民間防衛のアプリケーション
船舶、偵察車、移動実験室、民間・警察の緊急対応車などの移動プラットフォームへの設置
放射線検知と CWA 検知に対応する複合センサ
RAID-XP シリーズは、携行可能なプラットフォームに化学物質検知機能と放射線検知機能を統合しています。
CWA/TIC 検知における業界標準であるイオンモビリティー分光計と、ガンマ線の検知と定量(線量率および累積線量)を可能にする PiN ダイオードを搭載します。検知された CWA/TIC とガンマ線それぞれの脅威は、個別に表示されます。RAID-XP には 2 つのバージョンがあり、63Ni 源を使用する RAID-XP の標準モデルと、高エネルギー光イオン源 (HEPI) を使用する新たなモデル RAID-XPNR からお選び頂けます。