化学や材料分析における特異性評価、定量、分類スクリーニング用に統合されたソリューション
スペクトルデータベースの作成、同定、複雑な混合物中の化合物の定量化、多変量解析を含むケモメトリクスのためのツールを利用できます。
新しいアプリケーション
低分子の原薬や原材料の定量NMRおよび品質管理において実績のあるAssureNMRを使用して、生物製剤や体液、細胞培地などの複雑な混合物を効率的かつ高精度に評価できるようになりました。ターゲットフィンガープリント法によって、細胞培地の主な代謝物の同定と定量ができるようになり、原料が規格外で製造のために最適化が必要な場合に、それがわかるようになりました。また、規模の大きいパブリックデータベースへのアクセスが可能となったことで、成分の同定機能が強化されました。
生体ヘパリン分析の専門家であるMarco Guerrini氏(Ronzoni Institute)は、「AssureNMRは分析のスピードを向上するだけでなく、カスタマイズも可能です。AssureNMRは、熟練のNMRユーザーがワークフローを自動化させて、その洗練されたNMRのデータ取り込みや解析の手法に、グリコサミノグリカン分野の専門家がいない、他のNMRラボからアクセスできるようにすることが可能です」
デューク大学メディカルセンターのAnthony Ribeiro博士は、「これらの特長は、体液系の詳細な分析のためのAssureNMRソフトウェアパッケージの主要な強化ポイントです」 と述べています。
信頼性の実績
AssureNMRは、サンプルの組成の詳細な一覧表示や多様なサンプルの分類を完全に自動で示すことができます。
AssureNMRでは、装置制御機能が完全に統合されており、Assureのシステム適合性試験を使用して装置の性能を検証し、最適化します。AssureNMRは、GMP対応の環境で使用するための機能が備わっています。サンプル分析やその結果を追跡可能な記録とするために性能の適合性試験結果の文書化が必要な、研究開発や製造の環境に適しています。