PMA 50は、偏光変調測定用に開発された外部拡張モジュールで、ブルカーのTENSOR、INVENIOあるいはVERTEXシリーズFTIR分光計と組み合わせて使用します。PMA 50モジュールのすべての光学部品と電子部品が偏光変調測定に最適化されており、PM-IRRASを代表とする直線二色性スペクトル測定ならびにVCD振動円二色性スペクトル測定の両方に対応します。
偏光変調技術の中核は、変調周波数42kHzの光弾性変調器(PEM)にあります。24ビット2チャンネル並列サンプリング技術により、偏光変調信号の和成分 (p + s)と差成分 (p - s)を同時に取得することができます。PMA 50モジュールの最適化された最短光路により、優れた安定性と高いS/Nを実現しています。