MATRIX II-MGシリーズは、コンパクトで堅牢な筐体に4台の高性能FT-IRガス分析計を搭載しています。これらの分析計は、様々なアプリケーションにおけるガス濃度の自動化、高精度、リアルタイムモニタリングのために設計されています。具体的な要件にかかわらず、お客様のニーズに合わせてシステムをカスタマイズすることができます。
お客様の利点
- ガス濃度の自動化、高精度、リアルタイムモニタリング
- キャリブレーション不要の定量
- 干渉物質の補正
- ガスセルは191 °Cまで加熱可能
- 絶対圧15 barまでの高圧オプション(標準:絶対圧2 barまで)
- 0.5cm-¹以上のスペクトル分解能(標準:1cm-¹以上)
- 高速分析オプション(5 Hz)
- 各種検出器オプション
- ガスセル(光路長) 0.1 m、2 m、5 m、26 m
- ppbおよび%レンジをカバーする優れた感度
- 密閉されたパージ可能な光学系
- 簡単な操作とメンテナンス
- 390化合物以上のガスライブラリーが利用可能
各MATRIX II-MGの構成は、ガスセルの光路長や使用する検出器のタイプなど、アプリケーションに合わせて最適化できます。これにより、10億分の1(ppb)から100%までの濃度を定量することができます。ガス濃度は、ガス分析ソフトウェアOPUS GA内の非線形フィッティング手順によって自動的に取得されます。この分析では、ガスの温度と圧力も考慮され、干渉ガス化合物の信号も補正されます。
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