果汁やシロップの処理用イオン交換システム
お客様の仕様に合わせた減酸・脱イオン果汁および果糖シロップの製造
最小限の処理コスト
全自動、PLC制御、PCベースのオペレーターインターフェイス
弱アニオン交換樹脂を使用したBucher Unipektinイオン交換システムは、果汁の糖/酸比を調整するために使用されます(果汁の酸度低下)。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂を使用すると、果汁と副産物を完全に脱イオンして、果糖を回収することができます。また、吸着樹脂を用いた研磨工程を加えることにより、無色の果糖液の製造が可能です。
清澄化されたジュースは、選択された組み合わせのイオン交換樹脂に通されます。帯電した成分はイオン力によってそれぞれの樹脂に保持され、同じように帯電したイオン(H+、OH-など)が製品中に放出されます。樹脂の脱イオン能力が尽きると、ジュースはカラムから排出され、樹脂は独立して酸、塩基または塩で再生され、次のジュース処理サイクルに備えます。オプションの吸着性ポリマーベッセルは、色と有機分子の減少を改善するために追加することができます。
プラントサイズは500~50,000リットル/時以上で、アプリケーションによって異なります。マルチトレイン(並列容器)により、連続運転が可能です。ステンレス製で、各国の規制に合わせてカスタムメイドできます。当社のR&Dおよびエンジニアリングチームによる専門的な技術サポートが受けられます。
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