デジタル制御電子回路のタイプ8605は、出力範囲が40~2000 mAの比例ソレノイド制御バルブの作動に用いられます。この電子回路は、外部標準信号をパルス幅被変調 (PWM) 信号に変換します。変換された信号によって、比例バルブ開口部および流体出力変数(流量など)を無段階で調整することが可能です。PWM信号のデューティサイクルによる内部電流制御は制御変数として機能するため、コイルの加熱状態とは無関係に、有効なコイル電流の特定値が入力信号の各値に割り当てられています。ディスプレイおよび操作ボタンを使用して、電子回路を特定の比例バルブおよび具体的用途の条件に合わせて簡単に調整することが可能です。