アンプモジュール - 9243
アンプモジュール モデル9243は、ストレインゲージ、電位差センサ、DC/DCセンサからの測定信号を標準信号に変換する必要がある場合に使用します。従来のDINマウントレールに取り付けるだけで、センサの近くにアンプモジュールを配置することができます。特に過酷な環境用にIP65バージョンもご用意しています。
広い補助電源範囲とACまたはDCの選択により、スイッチギヤキャビネットで使用される標準電源での動作が可能です。校正用に高精度の基準電圧源が内蔵されています。校正用シャントは、2つの別個の端子を介して接続することもできます。これにより、校正のため、あるいは単に測定チェーンをチェックするために、ストレインゲージ・センサを意図的に離調することができます。
高精度の精密アンプが、印加されるセンサー信号の増幅を行います。必要なゲインファクターはDIPスイッチで粗調整でき、微調整はポテンショメーターで行います。電流出力と電圧出力が同時に得られます。センサーの励磁はアンプモジュール自身が行うため、追加の電圧源は必要ありません。また、DIPスイッチを使用して、2.5V、5V、10Vのステップで設定できます。最大供給電流は35 mAで、測定変数を追加する場合など、複数のストレインゲージを並列接続することができます。センサケーブルの温度変動や線路長の違いによる測定誤差は、プローブラインがセンサ自体で実際の供給電圧を直接測定することで回避できます(6線式技術)。
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