高チャネル密度:64チャネル、125MS/s 16ビットADC、個別DCオフセット調整機能付き。
- 64個の独立検出器のデジタルパルス処理と波形記録。
- 高分解能核分光: PHA、PSDモードで動作するマルチポートMCA。
- パルス解析アルゴリズムのカスタマイズが可能なオープンFPGAアーキテクチャ。
- VME64、VME64Xおよびデスクトップ型フォームファクタで利用可能。
- 複数ユニットの同期が容易
- USB-3.0、1/10* GbEまたは光リンク(CONET2*)によるフロントパネル読み出し。
- マルチパラメトリック分光法(CoMPASS)または波形記録(WaveDump2)用の使いやすい読み出しソフトウェア。
- FPGAプログラミングのスキルを必要としない、Open FPGA用のファームウェア/ソフトウェアジェネレータおよびコンパイラ(Sci-Compiler)。
- Linux®を実行するArm®ベースのCPUを統合したZynq® UltraScale+™ MPSoCを搭載。
概要
2740デジタイザは、VME64 (V2740)、VME64X (VX2740)、およびデスクトップ (DT2740) フォームファクタで利用可能な放射線検出器用の64チャンネルデジタルシグナルプロセッサです。波形のデジタル化と記録だけでなく、シリコンストリップ、セグメント化HPGe、PMT付きシンチレーション検出器、ワイヤチェンバーなどを使用した核分光分析用のマルチチャンネル分析も可能です。2740は、パルス高さ測定(PHA)、コンスタント・フラクション・タイミング(CFD)、電荷積分(QDC)、パルス形状弁別(PSD)を64チャンネルごとに独立して実行できます。
アナログ入力チャンネルは、差動(2740バージョン)またはシングルエンド(2740Bバージョン)で提供されます。モジュールの各チャンネルは、物理検出器からの信号であるアナログ入力を16ビット、125MS/sのADCでデジタル化します。
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