特殊核物質携帯識別装置
特徴
- 特殊核物質(SNM)や放射線拡散装置(RDD)などの放射性物質の検出と位置特定。
- ガンマ線放出核種を識別する高分解能分光検出器
- 中性子線源を識別するための高効率ガンマ/中性子検出器。
- 核分裂性物質、α-n線源、プルトニウム、ウランの識別(1分で濃縮度推定)。
- IAEA保障措置高速中性子カラーモニター用にCAENが実装したアルゴリズムを使用したリアルタイムのガンマ線/中性子識別。
- 検索、マッピング、識別を含むソフトウェア機能。
- 可搬性(バックパックやトロリーなど)と適応性の高いシステム(7.8kg以下)。
- 充電式バッテリーで駆動 - ランタイム8時間以上。
SNIPER-GNは、国土安全保障や緊急時対応のために、核セキュリティコミュニティが迅速に導入できるように設計された放射線検出システムです。SNIPER-GNは、プルトニウム、SNM、使用済み燃料をわずか数秒で、現在の検出基準(ISOやANSI)の10倍以上の距離から「検出・識別」することができます。これにより、セキュリティ担当者は、コストのかかる二次的な検出手段を導入したり、高度に専門化された人員を配置したりすることなく、隠れた脅威を即座に認識し、解決することができます。特許取得済みのアルゴリズムにより、遮蔽が非常に困難で、高い距離でも検出可能な中性子測定を通じてSNMを識別することができます(この機能は、ISOおよびANSI規格にはまだ含まれていません)。
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