QSグループは40年以上の経験を持ち、総合的なオートメーション・エンジニアリングの分野で国内外をリードしています。QSは、白物家電メーカーで使用される産業用部品や、シートメタル、プラスチック、フォーム加工用のシステムや金型を製造しています。
QS社は、同社の発泡工場のプラスチック部門に、より大型でカスタムデザインの予熱炉システムを必要としていました。この分野のリーダーであるQSグループの経験豊富な設計・エンジニアリングチームは、彼らが必要とするものを正確に把握していました。このオーブンは、2種類の材料の温度を通常より20℃~30℃上昇させることで、加熱時間の一貫性を高めることができます。
Ceramicxの赤外線技術の能力を知っていたQSは、2枚のパネルに180°金メッキを施したカスタム短波長石英ハロゲン管素子を配列することを選択しました。また、特注のアルミクラッドスチール製リフレクターを組み込むことで、輻射熱効率を最大限に高めることができます。
カスタムメイドの予熱炉とともに、Ceramicx社はQS社に赤外線コンポーネントを定期的に供給しています。長年にわたり、より効率的な乾燥および硬化プロセスのためのカスタムおよび標準サイズの赤外線高速IRシステムコンポーネントを供給してきましたし、現在も供給し続けています。
短波長のFast IRシステムには、石英ハロゲンヒーターチューブが装備されており、食器洗い機用のビチューメン系防音材の硬化に必要な精密な熱をQS社に提供しています。私たちは、このようなプロセスのために、FAST IR 305とFAST IR 500のカスタムバリエーションを提供してきました。
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