水のアルカリ性は、その緩衝能力を測定するものです。天然水のアルカリ度は、通常、重炭酸イオン、炭酸イオン、水酸化物イオンの組み合わせで構成されています。下水や廃水は、ケイ酸塩やリン酸塩が含まれるため、通常、高いアルカリ度を示します。
アルカリ度は、ボイラー水や冷却水の腐食を抑制する。また、水や廃水の処理プロセス、あるいは各種プロセス水の水質を管理する手段としても測定されます。
CHEMETRICS社の全アルカリ度試験は、塩酸滴定液とブロモクレゾールグリーン/メチルレッド指示薬を用いて、全アルカリ度またはMアルカリ度を測定します。滴定の終点は、pH 4.5です。結果はppm(mg/L)CaCO3として表示されます。
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