STD-503は、産業用に設計された小型のコンパクトなシールドケースに収められた2.4GHzトランシーバーです。DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)変調方式とトゥルーダイバーシティ回路を採用し、混雑する2.4GHz帯でも信頼性の高い通信を実現しています。
STD-503は、欧州のEN300 440、米国のFCC Part 15.247、カナダのISED RSS-210、日本のARIB STD-T66に準拠しており、グローバルな市場に対応しています。
STD-503は、低消費電力とバッテリー動作により、長距離通信と信頼性が要求されるアプリケーションに必要な性能を備えています。
このトランシーバーは、トランスペアレント・データ・インターフェースを採用しており、ユーザーが独自のプロトコルを使用して通信することができます。モジュールの設定は、専用コマンドを使用してUARTインターフェースを介して簡単に行うことができます。
*Circuit Design社は、SS相関器(スペクトラム拡散通信の要)を搭載したオンボードASICを開発しました。これにより、産業用機器への長期供給が可能となった
特徴
- CE、FCC、ISED、ARIBの各規格に準拠
- DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)変調方式を採用
- CHC端子によるチャンネルステッピングオプション
- トゥルーダイバーシティ受信機能(受信回路を2つ内蔵
- 専用コマンドによるモジュール設定
- データ通信にはトランスペアレント・インターフェースを採用
- 低消費電力動作
- 77チャンネル
- レンジ300m LOS
- オンボード温度センサー
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