フロントパネル(96x96)に設置された電子機器で、過負荷や逆電力から発電機を保護するために使用されます。この装置は、2つのリレーを備えた針状の表示器に接続されたアナログ出力を持つ電力変換器で構成されています。この装置は、システムの電力を常時計測・表示し(4象限で計測)、電力が設定されたトリップ値を超えるとアラーム信号を送信します。アラームは出力リレーを作動させることで表示されます。出力リレーの状態は、フロントパネルの2つのLEDで確認することができます。スケールの交換が可能です。
用途
本機は、オーバーロードリレーとインバースパワーリレーの2つの独立したリレーを備えています。
過負荷保護
この保護機能には次のような特徴があります。
トリップポイントは基準電力の0~100%の間で調整可能
ヒステリシスは基準電力の1~50%の範囲で調整可能
遅延時間は0~30秒の範囲で調整可能
逆電力保護。様々な発電機が並列に接続されている場合、決められた状況下では、1つの発電機が電力を消費し、モーターとして動作し始めることができます(「モータリゼーション」)。状況が満たされると、リレーが作動します。
保護機能としては、トリップポイントを基準電力の0〜20%の範囲で調整可能。
リレーインターロック*(ラッチ):アラーム条件が満たされると、機器の補助電源が遮断されない限り(アラーム条件がなくなっても)リレーが作動します。
フォールトセキュリティ:リレーのバイパス位置は、アラームが発生したときと同じです。したがって、補助電源が遮断されると、本機はアラームを送信します。
* ご要望に応じて、リレーのインターロック(ラッチ)なしのシステムも供給可能です。
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