AQM65は、高レベルのパフォーマンスを提供するAeroqualの完全統合型空気測定ステーションです。大きなスーツケースほどの大きさで、最大20種類の気体・粒子状汚染物質と様々な環境パラメータを同時に測定することができます。AQM65は、WHOの大気質制限に対する汚染物質の測定において、性能と価格基準の最適なバランスを提供する一方、従来の分析器ベースのステーションと比較して3~5倍のコスト削減を実現しています。
AQM65では、オゾン(O3)、二酸化窒素(NO2)、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、二酸化硫黄(SO2)、揮発性有機化合物(VOC)、硫化水素(H2S)、二酸化炭素(CO2)、粒子状物質(TSP, PM10, PM2.5, PM1)、騒音および降水、温度、湿度、気圧、風速および風向などの気象パラメータなどの共通大気汚染物質について連続して測定することができます。
AQM 65をネットワークでつなぎ、リモートデータ収集と組み合わせることで、都市部や工業地帯の高密度で低コストの環境汚染モニタリングシステムを形成することができます。基準値に近い性能を持つAQM 65は、大気品質データの信頼性と堅牢性を保証し、USEPA(40 CFR Part 53)やEU(2008/50/EC)など、国際的に認められた規格にトレーサブルです。
AQM 65は、校正の自動スケジューリングを可能にする完全統合型校正システムを装備して納入することができます。また、校正のために現場を訪問する必要がないため、メンテナンス・コストを大幅に削減することができます。このことは、訪問コストが高い場合や、装置が遠隔地や過酷な環境で運用されている場合に大きなメリットとなります。
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