本装置は、水槽やタンク、生物処理プラント、魚の飼育など、プロセス中の溶存酸素測定用に設計され、浸漬型プローブ、電子ユニット、接続ケーブルで構成されています。
浸漬プローブは、特定の電解質溶液に浸された白金-銀電極からなるポーラログラフィック測定システムで、ガス状酸素を透過するPTFE膜でプロセス流体から分離されています。 電極の寸法と膜の特性は、数ppbの濃度でも非常に優れた感度と短い応答時間を得るために定義されています。
プローブはPVDF製で非常に頑丈であり、ケーブルはプローブ内に密閉され、ケーブルの出口は防水ケーブルグランドから出ますので、5mまで浸漬することができます。 このため、長さ6mのポリウレタンケーブルは、内部がケブラーで補強されています。
マイクロプロセッサーを搭載したポータブルな電子ユニットは、非常に頑丈で持ち運びやすく、広く見やすい有機ELディスプレイと防水メンブレンキーパッドを備えています。 プローブからD.O.信号と温度信号を受信し、メジャーの温度補償を操作し、D.O.値とサンプル温度を表示します。
電源は充電式電池で、8.4V、170mA/hです(平均持続時間は、点灯表示で1時間15分)。また、12VDCの補助電源(背面コネクタ)を使用し、バッテリーの充電にも使用できます。
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