CMX7261 マルチトランスコーダ IC は、CML DuraTALK ファミリーのデジタル音声製品で、1 チップに複数の音声コーダとアナログ音声コーデックを内蔵しています。
CMX7261 は、アナログフロントエンドを介した音声エンコード/デコードや、デジタルインターフェー スを介したトランスコード機能を備えています。
入力データと制御はSPI互換C-BUS経由で行われ、1つのホストSPIインターフェースだけで外部SPI制御デバイスを管理できるライトスルー機能を備えています。
CMX7261 は CML 独自の FirmASIC® テクノロジーを採用しています。サブシステムは、デバイスの初期化時に(ホストまたは外部シリアルメモリから)アップロードされるファンクションイメージデータファイルにより設定され、デバイスのファンクションとフィーチャーセットを定義します。
ファンクションイメージは2種類あり、CMLテクニカルポータルからダウンロードできます:
マルチトランスコーダー(CVSD/PCM/G729A)
PCM/G.723.1 全二重コーデック
特徴
オーディオ・コーデック不要
DSPもDSPスキルも不要
全二重および半二重動作
エンコード、デコード、トランスコード
複数の音声コーディング・アルゴリズムをサポート - リニアPCM - G.711 ( µ-law, A-law) - G.729A - G.723.1 - CVSD
トランスコーダー・ルーティング
入力ソースの選択:- C-BUS/ホスト、PCMコーデック、アナログ音声入力
出力ソースの選択- C-BUS/ホスト、PCMコーデック、アナログ音声出力
音声アクティビティ検出(VAD)
C-BUSホスト・シリアル・データ/コントロール・インターフェース - レジスタ・マッピングによるSPI互換 - リード/ライト128バイトFIFO - ストリーミング・データ転送
補助GPIO機能
外部オーディオ・コーデック用マスター/スレーブPCMシリアル・インターフェース
アプリケーション
全二重および半二重デジタル無線システム
パーソナル・エリア・ネットワーク音声リンク
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