本製品は、35mmDINレールに設置可能なIoT Edge Controllerです。CONPROSYSシリーズ スタックタイプのモジュールを接続することでアナログ入出力などの機能拡張が可能です。CPUにIntel Atomプロセッサ E3950を搭載したファンレス組み込み用パソコンです。安定供給が可能なパーツの使用により、安心してご使用いただけます。さらに、自社カスタマイズBIOSを採用し、BIOSレベルでのサポートが可能です。手のひらサイズの小さな面積で設置可能な省スペース設計です。アナログRGB、Display Port、1000BASE-T、USB3.0、シリアルなど拡張インターフェイスを搭載しています。ファンレス、ストレージにM.2/CFastカードを採用による完全スピンドルレス設計で保守が容易です。また、本製品はメインのコンピュータ機能とは別にRAS ※1機能を搭載しています。この機能は、プログラムのハングアップでシステムを自動再起動させたり、内部温度上昇の異常検知のログを保存したり、システムの信頼性を高めるさまざまな機能を提供します。また、コンテックならではのオリジナル機能:「電断プロテクト®(CPS-BXC200-xxxxxxM05x)」、「Disk Copy」、「自己診断」といった機能が利用可能です。
本製品は、 CE、FCC、UL、及びVCCIの規格に対応しています。
※1 - Reliability Availability and Serviceability:システムを安定動作させるための支援機能。
エッジコンピューティング向けのセキュアなIoTデバイス
OSインストールモデルには、日英中韓4か国語対応の64bit版Windows 10 IoT Enterpriseをインストールしています。一部モデルにはTrellix ホワイトリスト型ウィルス対策ソフトウェアもインストールしており、インターネット接続デバイスとしての装備があらかじめ揃っています。
Trellix ホワイトリスト型ウィルス対策ソフトウェアをプレインストールしたモデルをご用意
一部のOSインストールモデルには、Trellix ホワイトリスト型ウィルス対策ソフトウェアがプレインストールされています。
ホワイトリスト型は実行を許可するプログラムやコードのリストを予め登録し、登録されていないプログラムやコードの実行をすべてブロックするセキュリティ対策の方式です。不正なプログラムの実行を阻止し、ゼロデイ マルウェアの攻撃から組み込みPCを保護することができます。対策方法や修正プログラムが提供される以前(ゼロデイ)の脆弱性を狙った攻撃に有効です。
3つのGigabit LANポートが異なるネットワーク階層を相互接続
3つのGigabit LANポートを搭載しています。工場内のフィールドバス、コントローラ間、上位情報系ネットワークといった異なるネットワーク階層を相互接続するIoTゲートウェイの用途に最適です。
Edgecrossプラットフォームで活用可能なモデルを用意
Edgecross プラットフォームと当社の計測制御・リモートI/O機器とのデータ連携を可能にする「CONTECデータコレクタ」のライセンスとEdgecross基本ソフトウェア体験版をバンドルしたモデルも用意しています。
PCI Express、PCI、USBバス製品共通のI/O拡張モジュール用API関数
20種類以上におよぶI/Oモジュールの資産を活用できます。エンドポイントごとに異なるセンサー、アクチュエータ、M2M 通信へ柔軟に対応します。当社のPCIボード/USBユニットとAPIを共通化。アプリケーションレベルでの高い互換性を実現しています。Windows搭載デスクトップPCと豊富な拡張ボード製品で開発を行い、実行環境の本製品とI/Oモジュールの構成にアプリケーションをそのまま移植すること