コンテックは、アナログ抵抗膜方式を採用したインテル Atom x6425E(Elkhart Lake)プロセッサ搭載のファンレス仕様のタッチパネルコンピュータ(「PT-Mシリーズ」2モデル、「PT-Fシリーズ」4モデル(以下、新製品))を開発し、2023年9月12日より発売を開始いたしました。
新製品は、7インチサイズのタッチパネル表示器を採用したパネルマウントタイプ「PT-M07WA-310」及び10.4/12.1インチを採用したオープンフレームタイプ「PT-F10SA-320」、「PT-F12SA-320」です。
2x 1000BASE-T、4x USB3.2 Gen1、2x USB2.0、DisplayPort、CFastカードスロット、2x RS-232C(PT-M07WA-310は1ポート)などの拡張インターフェイスを搭載しています。
装置などへの取り付けは、用途に合わせてパネルマウントタイプとオープンフレームタイプから選択が可能です。パネルマウントタイプは前面から埋め込むため取り付けが容易で、IP65に対応していることで粉塵・水滴などの浸入が防止できます。オープンフレームタイプは、強固なフレームを採用することで筐体を必要とせず幅広い装置に対応ができ、背面から組み込むため取り付け面とパネルコンピュータの画面が面一になる特長があります。
新製品は、Atom E3845(BayTrail)搭載で好評発売中のパネルコンピュータ「PT-M07WA-120」、「PT-F10SA-120」、「PT-F12SA-120」と取付寸法互換となり、スムーズな後継機への移行が可能です。
主な特長
ランニングコスト削減と省エネルギー化に貢献
低消費電力プラットフォームのインテル Atomプロセッサ x6425Eを採用、十分なパフォーマンスを確保しながら低消費電力を実現しています。
2種類の設置タイプから選択が可能
オープンフレームタイプとパネルマウントタイプから取り付け方法を選択可能です。
運用を省力化するリモート電源管理機能
ネットワーク経由で外部からシステムアップ(Wake On LAN)、モデム受信によるシステムアップ(Power On by Ring)をサポート。運用面で大幅な省力化が図れます。
OSシャットダウン不要の電源断運用に対応「電断プロテクト®」
電源障害からのデータ保護とストレージへの書き込みを禁止する「電断プロテクト®」機能を搭載。Windows 10 IoT Enterprise のロックダウン(ディスク書き込み抑制)機能と併用することで、シャットダウン処理なしで安全に電源OFFすることが可能です。また、突然の電源断によるファイルシステムやデータの破損を防ぐことができます。
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電断プロテクト®はOSプレインストールタイプに実装のCFastでのみ対応しています。