コンテックは、パソコン用拡張スロット増設ボックス(6モデル)を開発、パソコン計測制御I/O拡張シャーシの新シリーズ「バス延長方式 PCIバス拡張シャーシ ECH-PCI-BE3シリーズ(以下、新製品)」として、2023年8月から受注を開始いたします。
新製品は、パソコンにPCIバス(5V/32bit 33MHz)スロットを増設できる拡張シャーシです。パソコンと本拡張シャーシとは、別売の拡張バスアダプタ(EAD(PCI)、EAD(LPCI)BE、EAD-BE-LPE)で接続します。
ショートサイズ用とロングサイズ用シャーシの2種類をラインアップしており、ショートサイズ用はPCIボードを7枚まで、ロングサイズ用はPCIボードを13枚まで実装できます。また、パソコンに連動して電源をON/OFFできるほか、冷却ファンを内蔵したスチールシャーシを採用しており、現場での使用に適しています。
近年、拡張スロット数が減少するなどパソコンのダウンサイジング化が進みつつあり、様々な入出力を必要とする産業用途向け計測・制御での利用が難しくなってきています。新製品は、Low Profileサイズの拡張スロットをもつ小型化されたパソコン本体でも拡張シャーシを追加することで、多様な標準サイズの計測・制御、通信用拡張ボードを使用できるようになります。また、既設システムに新製品を追加することで容易に機能追加が可能となるだけでなく、パソコン交換時に既設システムで使用しているボードを拡張シャーシへ移行することでボード資産の継承が可能となります。※