本製品は、大容量のセラミックコンデンサの静電容量Cと損失係数Dを高速、高精度で測定する事ができる機能を搭載したPCI Expressバス準拠のCメータボードです。 コンデンサの容量を4 端子測定で測定できるポートを2 チャネル搭載し、それぞれ独立したレンジ設定、測定動作が可能です。 Windowsに対応したデバイスドライバを用意しています。
大容量のセラミックコンデンサ測定
400pF~1.4mFのセラミックコンデンサの静電容量Cと損失係数Dの測定が可能です。測定周波数は、1kHzと120Hz、測定電圧は1.0Vrmsと0.5Vrms です。
4端子測定ポートを2チャネル搭載
コンデンサの容量を4 端子測定で測定できるポートを2 チャネル搭載し、それぞれ独立したレンジ設定、測定動作が可能です。
高速な測定が可能
静電容量Cと損失係数Dを、1kHzでは2msec、120Hzでは10msecで測定可能です。
定電圧での容量測定が可能
測定対象のコンデンサに印可される電圧が、設定電圧になるように自動で出力電圧を調整する機能を持っています。これにより、ケーブル等による電圧降下の影響を受けずに常に一定の測定電圧でコンデンサの容量を測定する事が可能です。
トリガ同期出力機能を搭載
測定時のみ測定対象に電圧を印加する機能です。これにより測定対象の発熱による特性変化を低減する事が出来ます。また、接続変更時に測定信号が印加されない事で接点の摩耗を低減する事が出来ます。
Windowsに対応したデバイスドライバを用意
当社Web サイトで提供しているデバイスドライバAPI-TOOLを使用することで、Windowsの各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。