RSR-72 モーターの再起動・再加速用リレー
モータの再起動・再加速用スタティックリレー
RSR-72タイプの再起動・再加速用リレーは、制御装置や保護装置が開いた後、瞬間的なライン電圧の遮断やドロップアウトが発生した場合に、モーターの自動再起動を行うように設計されています。
RSR-72 リレーは、フラッシュマウントまたはパネルマウント用のケースに収納されており、DIN レール 35 mm に取り付け可能な抜き差し可能なソケットタイプです。フロントパネルには、設定用のポテンショメータとマイクロスイッチがあり、機能状態を示すLEDが1つ付いています。
一般特性
RSR-72 リレーは、ホールドポジションコンタクトと組み合わせて使用します。RSR-72 とは異なり、RSR-72A はモーター/コンタクタの再起動後も接点が閉じた状態を維持します。リレーには、0.2~60秒のメモリ時間と0.2~1000秒の遅延時間を設定することができます。
設定されたメモリー時間内に電圧が低下(または定格電圧の65%以下)し、その後電圧が回復(定格電圧の90%以上)すると、設定された遅延時間後に再起動モーター出力が作動します。メモリー時間後に電圧が回復した場合は自動再起動は行われず、0.2秒(最短メモリー時間)未満で電圧が回復した場合はモーターが再加速します。
再加速機能が作動し、電圧が0.2秒以下の時間で戻った場合、モーターは再加速します。
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