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より少ないものでより多くを
B6.7は、カミンズがこれまでに製造したディーゼルエンジンの中で最も人気のあるエンジンです。2019年式のB6.7は、現行モデルに比べて出力が5%、ピークトルクが31%向上したEGRフリー設計を採用しています。受賞歴のあるカミンズのVGT™ターボチャージャーは、機器の生産性を向上させ、信頼性と耐久性の業界標準を打ち立てています。燃費の向上とメンテナンス間隔の延長により、運用コストの削減と総所有コストの低減に貢献します。
EGRフリー設計により、複雑さを軽減し、信頼性を向上させ、冷却システムに必要なスペースを削減します。複数のコンポーネントオプションにより、取り付けやメンテナンスが容易になります。例えば、オイルパンの位置をフロントサンプまたはリアサンプから選択できるほか、ECMおよびメンテナンス用フィルターをエンジン上またはリモートマウントから選択可能、パワーテイクオフをリアエンジンまたはフロントエンジンから選択可能、さらにターボチャージャーの向きをハイマウントのフロントとリア、ローマウントのフロントとリアの4タイプから選択可能など、さまざまなオプションを用意しています。
SingleModule™後処理システムは、DPF、SCR、尿素の注入を1つのユニットにまとめ、従来のシステムに比べて50%の省スペース化と30%の軽量化を実現しました。
B6.7には、Cummins Connected Diagnostics™による付加価値もついてきます。これは、ユーザーのエンジンをカミンズの専門家にワイヤレスで接続し、テレマティクスを装備したあらゆる機器で故障コードが発生した瞬間に、即座に問題の分析、推奨処置の確認ができるリモートモニタリング技術です。
B6.7には、Cummins Guidanz™テクノロジーもついてきます。このテクノロジーは、診断と修理のプロセスを合理化するシームレスなプロセスガイドパッケージを提供し、適切な部品、ツール、サポートを現場に送ることで迅速に修理を行うことを可能にします。
硫黄耐性が高いため、燃料品質に制限のある地域で使用する機器にB6.7を搭載することができます。それにより組立ラインでの変動が少なくなるため、OEMメーカーはより多くの注文に対応が可能になります。