AD-8552EIP は、計量器の RS-232C 信号と制御装置(PLC)の EtherNet/IP 信号との変換を行う装置です。EtherNet/IPを使用した生産ライン上の計量器とのデータ通信ネットワークを容易に構築することができます。
D-Sub 9ピンコネクタを4個持ち、1台のAD-8552EIPで最大4台の計量器とRS-232Cケーブルで通信できるため、省スペース・省コストに貢献します。また、RJ-45コネクタを2つ搭載していますので、1台のPLCに複数のAD-8552EIPをLANケーブルでデイジーチェーン接続することができます(生産ラインのレイアウトによっては、ハブを介したスター接続や、スター接続とデイジーチェーン接続の組み合わせも可能です)。
AD-8552EIPには、ほとんどのA&D製天びん・はかりが接続できますので、選択肢も広がりますが、PLCで最も幅広い動作を実現できるのは、AD-4212C/AD-4212Dを接続した場合です。また、機種によっては、AD-8552EIPから電源を供給するため、ACアダプタが不要となり、配線が簡素化されます。
背面にフックを装備していますので、DINレールにワンタッチで取り付け、固定することができます。4個のLEDランプにより、接続状態や動作状態、異常の有無が一目で確認でき、対処できます。
AD-8552EIP を PC に接続することで、任意の IP アドレスを設定し、接続した計量器の操作や 計量値、データレイアウトを Web ブラウザで表示することができます。生産ライン立ち上げ時の動作確認やトラブルシューティングに特に便利です。
詳しくはA&D社のホームページをご覧ください。
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