固定速度アプリケーション向けの優れたソフトスタート性能
VLT®ソフトスターターMCD 600は、最新の高度な制御と保護機能に加えて、固定速度アプリケーションでの優れた性能を実現するために、より高いレベルのインテリジェンスを兼ね備えています。
MCD 600は、多様なイーサネットおよびシリアルベースの通信オプションカード、アプリケーション専用のスマートカード、8つの言語のサポートにより、これまで以上に柔軟に設置することができます。
また、バイパス機能を搭載することで、フルスピードでの高効率・高調波レスを実現し、消費電力や冷却能力を低減しています。また、ポンプクリーン機能、パワースルー運転、カレンダーや運転時間に基づくスケジューリングなど、使いやすさにも配慮しています。また、モーターやスターターの保護機能を充実させることで、稼働率の向上を実現しています。
電流範囲と筐体
- IP20:20~129A(公称値)
- IP00:144~579A(公称値)
特長とメリット
- ポンプクリーン機能により、インペラのクリーニングを支援する機能を内蔵
- 最大348のイベントを記録し、QRコードをスキャンしてシリアル番号やイベントデータを取得できるため、アプリケーションの解析が容易
- 統合されたUSBポートにより、データに簡単にアクセスでき、起動やアップグレードにかかる時間を短縮
- モーターやコントローラーの保護機能を強化し、信頼性と稼働率を向上
- ジョグ機能による低速アプリケーションへの柔軟な対応
- SCRがショートして1相が損傷した場合に2相制御を行うPowerThrough機能による稼働率の向上
- PROFINETやEtherNet/IPなどのEthernetベースのネットワークにソフトスターターを簡単に接続可能
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