パルスコレクタDEMS5005は,パルス出力の発信器(容量計,消費量計など)を入力に接続し,システムに取り込む機能を有しています。本装置を使用することにより、様々な機器をプロセス制御システムに簡単に接続することができます。本装置は、2つの機能を備えています。DEMS5005は,信号処理用コンピュータやPLCとRS232/RS485通信インターフェイスで接続することができます。通信プロトコルはMODBUS RTUです。パルスコレクタの入力には、NAMURおよび接点出力を接続することができます。NAMUR入力のトランスミッタの場合、ラインの短絡や開路を監視するラインフォルト検出機能を装備しています。測定レンジは2種類から選択可能です。0〜10Hz(ここでは入力はバウンスフリー)、0〜50Hzの2種類です。入力モードは、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジでデバイスを起動する方法と、(接点の場合)接点の閉じまたは開きでデバイスを起動する方法から選択することができます。動作パラメータは、PC上で動作する簡単な設定プログラムによって指定し、ダウンロードすることができます。パラメータは、入力選択(NAMUR/接点)、入力モード(立ち上がり信号/立ち下がりエッジ検出)、周波数範囲などです。オンラインモードでは、このプログラムによってすべての入力を連続的に監視することができます。パルスコレクタデバイスは、USBポートを介して設定用コンピュータに接続することができます。DEMS5005には、以下の電源仕様があります。18-40 V AC/DC (DEMS5005)または180-250 VAC (DEMS5005 PS)です。本装置は、設定値および測定したパルス数を無制限に保持します。
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