DT9002 Nプロセスインジケータは、リニアなプロセス変数を工学単位で表示することが可能です。2つの絶縁出力
絶縁出力は、リミット信号用または単純な制御用に異なる動作モードで使用できます。どちらの表示器も4-20mA信号からループパワーが供給され、20mAで2V未満しか下がりません。
4 ½桁、高さ20.5 mmの大型液晶ディスプレイにより、プロセス変数が離れたところからでも容易に見ることができます。
表示器の右側には、適切な工学単位を定義するラベルが貼付されています。どちらの表示器も、表示の「方向」を反転させたり(つまり、信号の立ち上がりに対して表示値を減少させる)、必要に応じて小数点を表示するよう設定することが可能です。
フロントパネルのキーパッドから現場で簡単に設定できることは、マイクロコントローラベースの技術の大きな利点です。
ゼロ値やフルスケール値の設定は非対話式で、設定作業は迅速かつシンプルに行えます。
設定パラメータ:スケーリング、小数点位置、表示リフレッシュレート、信号フィルタリング、リミットモード、リミット値などはEEPROMに保存されます。2段階のパスワードにより、不正な変更から設定を保護します。
DT9002 Nは、コントロールパネルに設置するために、前面からIP 65、背面からIP 30の保護等級を持つDIN規格144×72mmのABSケースに収められています。
---