特許取得済みのPTSバッチミキサー ®は、従来のシステムと比較して全体的なプロセス時間を短縮しながら、封じ込められた環境で異なる特性の粉体を混合することが出来ます。2リットルの少量から生産用の6000リットルまでの対応が可能です。また、10から100%まで仕込み量を変えても混合性能に影響は出ません。
この装置は、高活性物質や無菌プロセスまた、粉体特性の変化なしに取り扱わなければならない医薬品用途に特に適しています。
この装置は、ディフレクターが取り付けれたメインコンテナと、2つの接線方向に配置された入口があるPTSから構成されています。粉体はPTSによって自動的に吸引導入され、予め設定された期間、装置内で循環されます。ディフレクターは混合物の均一な分布を確実にします。
混合プロセスは、PTS本体内で2つの粉体の噴流が会合し、混合されます。噴流が高速であれば、より効率的に混合が行われますが、反面、粉体粒子がダメージを受けやすくなります。しかし、実際には循環速度が制限される為、粉体粒子へのダメージは少なくなります。このシステムは、吸湿性、酸素感受性または爆発性粉体を不活性条件下で混合する事が出来ます。粉体は、ドラム缶や袋から自動的に、または造粒機のようなプロセス装置から直接輸送する事ができます。混合プロセスの最後に、バッチミキサーから混合粉体を自動的に次工程へ完全に排出することが出来ます。