Delta Regis ICESLシリーズは、DCシャットオフクラッチブラシレスドライバーとプログラム可能なハンドルマウントのバッチカウンターの性能を統合したツールです。各ツールには、32Vまたは40VDC電源(別売り)に接続するための2mケーブルが付属しています。
バッチカウント値は0~99個まで設定可能です。ドライバーは、良好なファスナーのランダウンが完了するたびに、1つずつカウントダウンします。
LEDディスプレイは、現在のねじカウント値を表示し、プログラミングモードでは、利用可能なオプションと設定値を表示します。
プログラミングボタンは、ドライバーのLED表示の真下にあります。ドライバーを組み立てる前に、このボタンでパラメータを設定します。プログラムモードは、あらかじめ設定したボタンの組み合わせでロックすることができますので、誤ってプログラムを変更することがありません。
また、「クリア」ボタンにより、手動でカウントをリセットし、新しいバッチを開始することができます。
最小と最大のランダウン時間を設定することで、ファスナー取り付けに必要な時間を設定することができます。指定されたウィンドウ内で発生したファスナーランダウンのみ、良好(OK)として受け入れられ、カウントが増加します。時間窓の外で完了したランダウンは、ノーグッド(NG)とみなされます。これは、ねじが交差している(時間が短すぎる-最小時間未満)、またはねじが剥がれている(時間が長すぎる-最大時間以上)場合に発生する可能性があります。
ランダウンがOKかNGか、そしてバッチがいつ完了したかをオペレータに知らせるために、視覚と聴覚のインジケータが利用できます。
スクリュードライバーは、追加の出力信号ケーブル(箱に含まれています)を使ってハード配線し、ランダウンの状態(NG/OKバッチ)をPLCに出力することができます。
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