標準白金測温抵抗体は、13.8033K~960.78℃の国際温度標準を発信する内挿計器です。各種標準温度計や精密温度測定器を検証する際の基準として使用されます。また、上記温度帯の高精度測定に直接使用することもできます。標準白金測温抵抗体は、金属白金の抵抗値が温度によって変化する法則に従って温度を測定します。ITS-90の規定によると、白金測温抵抗体では平衡水素三重点(13.8033K)から銀凝固点(960.78℃)までの温度範囲をT90と定義しています。T90は、白金測温抵抗体により、平衡水素三重点(13.8033K)から銀凝固点(960.78℃)までの温度範囲を定義し、定点と基準関数、および補間された温度偏差関数を指標としています。上記の温度ゾーンは、さらにいくつかの温度ゾーンに分割され、異なる構造の温度計によって、正常に動作するサブ温度ゾーンが決定されます。
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