EMUは、複数のデンソー製ロボットのシミュレーションを可能にするロボットシミュレーションソフトウェアです。
特徴
EMU(Enhanced MUlti-robot simulator)は、複数のデンソー製ロボットに対してシミュレーションを行うことができるソフトウェアです。
WINCAPS®Ⅲで作成したプロジェクトを使用し、周辺機器(モデル)との連携や、仮想と現実の両方で機能検証を行うことができます。
EMUは、デンソー ロボティクスを中心とした装置の設計段階での予備試験や生産システムの垂直立ち上げの実現を支援します。
技術的特徴
シーケンス制御
各ロボットを起動し、システムコントローラプログラムから変数やI/Oを使用することで、各ロボットの全ての動作シーケンスを制御することができます。複数のデンソー ロボットを使用した協調動作試験も可能です。
機械との接続
機械と接続することで、機械から取得したロボットの現在位置情報を3Dビューワで確認でき、仮想と現実が混在する環境での動作認証が可能です。
干渉チェック
機器間の干渉チェックや動作シーケンスの事前検証を行うことで、設計初期段階での完成度を高め、開発期間の短縮とコスト削減に貢献します。
周辺機器との連携
ロボットやワーク搬送・ローダーなどの周辺機器と連携する全ての装置の動作確認を、実機を使用せずに行うことが可能です。
システム要件
OS】についてWindows® 7 / 8 / 10 PC。CPU 2GHz以上のマルチコアプロセッサ、メモリ2GB以上、HDD 1GB以上
カメラBasler GigEカメラ(aceシリーズ)、iDS USBカメラ(uEye SEシリーズ)、キヤノンネットワークカメラ
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