BFS-V01は、オーディオ信号のデジタル処理に関連する多くの機能を備えたデバイスです。
主な機能は、入力用の2つのXLRコネクターに存在するオーディオ信号レベルをリアルタイムで測定することです。この2つのレベルは、あらかじめ設定されたスレッショルドと常に比較され、どちらかが欠落した場合にアラームが作動します。アラーム状態が発生すると、BFS-V01はリザーブとみなされたチャンネルの音声出力を切り替えるように動作します。介入時間と復帰時間は、フロント・キーパッドで最小100ms、最大59秒まで設定できます。
BFS-V01のフロント・パネルには、2つの入力オーディオ・レベルを表示できる精度の高い2つのバーグラフもあります。これらのバーグラフはDIN 45406に従って校正されています。バーグラフに使用されるスケールは、仕様に基づき-40dBから+5dBの範囲です。また、0 dBでの100%モジュレーションに対するレベルのパーセンテージを表すスケールもあります。また、フロントパネルには英数字ディスプレイと、設定パラメーターにアクセスするためのキーパッドがあります。また、2つの信号のどちらが通過中であるかを示すLEDを備えた2つのキーにより、2つのチャンネルのスイッチング出力を行うことも可能です。BFS-V01のダイナミック・レンジは96 dBで、帯域幅は20 Hz~16 kHz、周波数直線性は+/- 0.5 dBです。
2つの信号の信号レベルは、チェーンを0 dBに揃えるように増幅可能です。増幅範囲は最小-10dBから+30dBまで。
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