ジグザグサーボフィーダーは、ウエハー切断用に設計された専用機である。一般的なサーボフィーダーとは異なり、サーボモーターによって左右に動くワークフレームが特徴です。これにより、切断中のウェーハの位置をフィーダーが調整できるため、円形切断が可能になり、材料利用率が向上します。さらに、カットされるウェーハのサイズが異なる場合、フィーダーは自動的に最適な配置角度を計算し、可能な限り材料を節約することができます。全体として、ジグザグ・サーボ・フィーダーは、標準的なサーボ・フィーダーと比較して、より効率的で正確なウェハー切断ソリューションを提供します。
ジグザグサーボフィーダーの特徴
1.二次元動作:ジグザグサーボフィーダは、2軸交互送り機構を採用しており、材料を2次元的に移動させることができます。これにより、ウェーハの効率的かつ迅速な切断が可能となり、材料利用率が向上します。
2.正確な切断:切断するウェーハの直径に応じてフィーダーを複数回移動させることができるため、円形切断を確実に行い、材料の利用率を最大限に高めることができます。また、異なるサイズのウェハーに対して自動的に配置角度を計算し、最大限の材料節約を実現します。
3.先進の電子制御システム:フィーダーには三菱PLC制御システムと安川電機製サーボモーターが2台搭載されており、供給ローラーと左右の動きを正確に制御します。左右の最短距離は0.5mm以内に設定でき、送り誤差は±0.08mm以内に制御可能で、厳しい加工要求にも対応します。
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