ISO9000規格に準拠したラボの温度センサーの校正管理
サーモスタットの制御
コンピューター制御による自動キャリブレーション
低温温度校正槽LR-Cal TB 300-Mは、実験室で変換器、RTD、温度測定センサーの校正に使用される機器です。正負の温度ランプを発生させることができるため、サーモスタットの校正やテストに使用するのに適しています。
浴槽は、容量10リットルのステンレス製ステルタンクで構成されています。高さは340mm、直径は85mmです。バスには、電気モーター駆動のステンレス製ミキサー、安全サーモスタット、排水コック、オーバーフロー排水パイプが装備されています。
LR-Cal TB 300-Mは、0.01℃までの分解能を持つPIDマイクロプロセッサコントローラを搭載し、標準温度単位を℃、°F、Kで設定することができます。
さらに、LR-Cal TB 300-Mは、RS232シリアルインターフェースを備えています。オプションのLR-Cal AQ2Spソフトウェアにより、PCと接続し、プローブ校正と寿命試験を自動で行うことができます。試験結果は保存、印刷が可能で、ISO9000規格に準拠したトレーサビリティが容易に実現できます。
LR-Cal TB 300-Mは、オプションで液面アダプターを装備することができます。液面アダプターは、ガラス製温度計の校正を必要とするお客様向けに設計されており、装置のテストウェルに直接スライドさせることができます。液面アダプターを装着すると、浴槽の液面はプラスになります。浴液は、テストウェルを通して浴液の表面までポンプアップされます。
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