100% デジタル制御化 された全ての発振器の機能とパラメーターは、精密且つ確実な制御を可能にし、また将来的な機能のアップグレードも容易に行うことができます。
最新鋭の マルチコア構造による 0.5ms のデータサンプリング速度 は、溶着の精度と信頼性を向上させます。
iQ-AiM 発振器では外部信号による発振制御だけでなく、タイム制御、エネルギー制御は従来機同様、新たに外部エンコーダーとの連携による距離制御にも対応可能となりました。これまで自動機用発振器には無かった距離制御機能により、溶着条件の幅が広がり、より安定した溶着を実現可能となりました。
イーサネットケーブル1 本で全てを制御、モニタリング可能発振器をイーサネット/IP ネットワークに接続するこ とにより、全ての制御、モニタリングを外部 PLC から行うことが可能になります。またイーサネット /IP 接続だけでなく、オプションで CC LINK 、Profibus 、 Profinet 、 EtherCAT などの通信プロトコルにも対応可能です。
デュケインの特許技術である出力トリガーは、より安定した溶着を可能にします。発振開始時におけるパーツへ与える圧力 荷重が 充分且つ安定した状態となります。出力トリガーは、コスト効果に優れた荷重トリガーの代替手段になります。荷重トリガーではロードセルや基板、ケーブル等のコストがかかる追加部品が必要となりますが、出力トリガーにはこのような追加部品は必要ありません。超音波スタックをロードセルの代わりとして使用し、設定したトリガー振幅で発振を行いながらホーンが下降し、ワークに接触して出力が上昇し、既定の出力に到達したら溶着振幅に切り替わり、距離制御やエネルギー制御などの通常の溶着サイクルを行います。