デュケインのハイブリッド溶着機は最大で1台3役の溶着工法に対応できるように設計されています。ガソリンタンク、リザバータンク、テールライトなどで幅広く使用されている熱板溶着の他に、赤外線溶着とホットガス溶着(Dukane KVTの特許技術)を1台で対応可能にしています。異物混入が不可のアプリケーションに対し、赤外線やホットガス溶着で対応し、これまで熱板溶着を行ってきたアプリケーションはそのまま熱板溶着を行うという事が1台の溶着機で可能になります。
3軸サーボ駆動の上下プラテンとヒータープラテンは、高速移動によってサイクルタイムを短縮し、精密サーボ制御は製品の再現性を最大限に高めます。
クイック治具交換機能により段替えは簡単に行え、一度条件を設定した治具を取り付けると、自動で治具番号を認識して保存されている条件が読み出されます。
ハイブリッド(熱板/赤外線/ホットガス)溶着機 TH3の特徴
熱板溶着、赤外線溶着、ホットガス溶着の3つの溶着工法を1台で対応可能
3軸サーボ制御による高い再現性
高速サーボモーションは加熱終了から接合までの時間を最小限にし、サイクルタイムを短縮させるだけでなく、溶着部の温度低下を最小限にすることで高い溶着強度を実現
熱板と赤外線それぞれで最大12ゾーン(上部6+下部6)のヒーター制御に対応可能で、製品の部位ごとに最適な温度設定(赤外線は出力設定)が可能
15型タッチパネルは見易く、直感的な操作、プログラミングが可能(日本語表示対応)
クイック治具交換機能による短時間での段替えを実現
装置前面上部の「DUKANE」ロゴは色で装置の状態を表示