CTやMRI、CRなどのモノクロ画像と、3Dボリュームレンダリングや核医学などに求められるカラー画像の混在表示に適切な2メガピクセル高輝度カラーモニターです。さまざまな医用画像の表示に対応できる高い表示性能と使いやすさを両立したモデルです。
Hybrid Gamma PXL機能が、同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示、すなわちハイブリッド表示します。ピクセル単位で判別する新しい方式により判別精度が向上し、エリアで判別する従来の方式よりも安定して機能します。
これによりレントゲンやMRI、CTのモノクロ画像はDICOM Part 14に対応した階調で、内視鏡や超音波、核医学などのカラー画像はガンマ2.2に対応した階調で忠実に再現でき、モノクロとカラー画像を一つの画面上に表示する際の読影作業の効率化が期待できます。
EIZOは、国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院と共同で、「Hybrid Gamma PXL機能」を搭載したRadiForceモニターを使用して視覚評価を実施しました。機能のオン/オフ時を比較した結果、読影精度に影響を与えない、つまり差異はなく安全に使用できることが明らかになりました。また内視鏡や核医学などカラー画像の表示時には機能をオンにしたほうがオフ時よりも37%優位である、つまり読影しやすいという実証を得ました。
2018年1月製造のモニターから、「Hybrid Gamma PXL機能」を新機能として搭載しています。上記より前に製造されたモニター(製造番号:~31598018)を購入済みで「Hybrid Gamma PXL機能」の使用を希望されるユーザーには、機能を追加搭載できるファームウェア・アップデート・ツールを無償で提供します。下記フォームで申込みください。
また、EIZOサポートネットワーク(株)にて、センドバックあるいはオンサイトで追加搭載する有償のサポートサービスも提供します。センドバックは、お客様よりモニターを当社宛に宅配便で送付いただき、当社にて機能追加搭載後、当社からお客様に宅配便で返却するサポートサービスです。オンサイトは、EIZOスタッフがお客様のモニター使用場所を訪問し、機能追加搭載を行うサポートサービスです。最寄りの営業拠点に電話でお問合せください。