ブレストイメージングに求められる高精細画像表示を実現する5メガピクセル高輝度カラーモニターです。高性能でありながら、2面構成時の視線移動をスムーズにする狭額縁デザインや、読影作業に集中しやすい新機能など、使いやすさを併せ持つモデルです。
画面の額縁を5メガピクセルモニターとしては世界最小レベルの7.5mmまで狭額化。2面構成時も画面間の距離がわずか15mmとなります。額縁と表示面の高低差も2.5mmに抑え、表示画像を比較する際の視線移動が滑らかになります。
RX560 MammoDuo」の外形寸法は、同解像度の従来機種2面構成と比べて、横67mm、縦36mm、奥行き20.5mmのスリム化を実現しました。空間占有率が約22%削減され、目から画面までの距離(視距離)が広がり、デスク上の作業スペースに開放感が生まれます。
新開発の専用スタンドにより、モニター部の高さや上下左右の向きを変える際、2面が連動して動き、隙間なく設置可能です。
読影作業に集中しやすいようにベゼル(画面の外枠)部分には黒色を、側面には清潔感と軽量感を演出する白色を環状に配しています。さらに角を丸くすることで、患者の心理的不安を和らげ、安心感を与える効果を狙っています。
医用画像撮影装置(モダリティ)のデジタル化や性能向上により、放射線科読影医1人当たりの読影件数は増加傾向にあります。増加する読影医の負担を軽減するため、読影環境を快適にし、読影ワークフローを円滑にするEIZO独自のWork-and-Flow機能を開発しました。RadiForceモニターと同梱ソフトウェアRadiCS LEとの組合わせで、Work-and-Flow機能を利用できます。