SSC-9700は、212万画素の1/1.8 型CMOSセンサーを使用した超高感度HDカメラです。河川・港湾・その他自然災害対策、道路・重要設備の監視など、低照度環境下でも鮮明な映像が求められるさまざまな分野・用途で力を発揮します。
SSC-9700は、レンズを付属しないCマウントカメラです。目的にあったレンズと組み合わせることで柔軟なシステム構成が可能です。
本体に高倍率のズームレンズを内蔵したカメラ「SSZ-9700」もラインナップしています。
低照度環境下においても鮮明なカラー撮影が可能
高感度なイメージセンサーにより、0.003lxの低照度環境下においてもカラーで鮮明な映像を撮影できます。また赤外線カメラとは異なり、明確な色の判別ができるため、より高度な監視を可能にします。
独自の2D/3Dノイズリダクションにより、ハイゲイン時でも良好なSN比を実現
独自アルゴリズムで2D/3Dノイズリダクションを行っています。
暗い時はイメージセンサーの出力信号レベルが小さくなるので、ゲイン(増幅度)を上げて信号レベルを大きくします。ハイゲイン時は映像信号と共にそこに含まれるノイズも増幅するのでノイズが大きくなりますが、ノイズリダクションによりこのノイズを小さくしています。
ハイゲイン…ゲインを大きく上げた状態のこと。
HDR機能搭載により、明暗の差が大きい場合でも撮影が可能
HDR機能を搭載し、明暗の差が大きい場合でも、異なる露出レベルの映像を合成しダイナミックレンジの広い映像を得られます。
IR CUT / IR PASSの切替えが行える可動式フィルター機構を搭載
近赤外光モノクロ撮影が可能
各種映像信号の出力設定が可能
1080 59.94p/59.94i/29.97p/50p/50i/25pの出力設定が可能
映像出力用に3G-SDI、コンポジットビデオ(BNC)端子を搭載
RS-485通信機能により、遠隔制御での高度な監視システムを実現
カメラ設定(画像調整、映像出力の変更、機器設定、赤外フィルターやHDRの設定など)をPCから遠隔で制御することが可能です。
わずか7.5Wの低消費電力
高い信頼性で導入後も安心
自社開発、国内製造
EIZOグループのカリーナシステム株式会社と共同で開発し、EIZO本社工場にて自社生産しています。