低粘度から中粘度における多相反応用翼
最適な層流・乱流を実現するモジュラーインペラー。特に中粘度域ではアンカータイプ、ブレードタイプまたはフレームタイプの翼として標準的な層流撹拌翼と比較して、混合均一時間を最大50%短縮する事が出来ます。
高粘度での熱伝達要件が要求された反応槽には、アンカー、ブレード、またはフレームタイプのインペラとして放射状に機能する撹拌システムが装備されていることがよくあります。その性能を超えるために、EKATOはVARIOBLADEを開発しました。
これは、軸流コンポーネントと半径流コンポーネントの間で最適化された分割を備えた、柔軟なモジュラーインペラです。標準のグリッドまたはブレードタイプのインペラと比較して、特に中粘度範囲での均一混合時間は最大50%短縮できます。
VARIOBLADEは、層内壁に近いクリアランスシステムではありませんが、ラジアルフローコンポーネントが必要なリアクターの中心(通常はコイル付き)で動作します。外翼、内翼、下部アンカーの3つの要素の位置を変えることができます。したがってこのインペラは、最大50,000cPのさまざまな粘度のさまざまな反応撹拌タスクの組み合わせを処理できます。
一例として、モジュラーインナーブレードを調整して高い分散効果を実現することができます。 これは、気液反応や液液反応などの多相アプリケーションにとって大きな利点です。