金属片の硬化した塗膜の弾性、付着性、伸長性が、屈曲によってどのように影響されるかを判定する装置です。
本体の枠に、ハンドルとローラーが付いています。ローラーが、直径3.2~38.1mm(0.12~1.5インチ)のマンドレルの上で回転します。マンドレルには、mmとインチ単位で直径を示す目盛が付いています。
試料片の一部だけ、またはマンドレル全体の長さだけ曲げることができます。一度の試験で、さまざまな曲げ径による結果(塗膜の割れ)を観察できます。円筒形の試験機の方が、割れの止まった点がはっきりわか
るので、両方の試験機を使用することをおすすめします。
試験機は、スチールを機械抜きして成型されているので、特に頑丈でしっかりした造りになっています。消耗しにくく耐久性の永い製品です。大型でしっかりした底板は皮膜加工されており、作業台に取り付けられるので、安定した試験が行えます。