Elcometer 7062面粗さ試験機は、持ち運びに便利な軽量の試験機で、国際規格に適合した測定範囲に対応しています。
皮膜処理の分野では、塗装表面の粗さを測定することが必要不可欠です。
31のパラメータの設定が可能なElcometer 7062面粗さ試験機は国内・国際規格に適合した全てのパラメータを表示できます。
例えば、表面の山から谷までの高さと、山から山までの間隔などを測定します。
Elcometer 7062は、持ち運びに便利な軽量の試験機で、国際規格に適合した測定範囲に対応しています。
また、試験片が大きすぎて実験室に持ち運べないなど、現場で直接様々な素材の面粗さを測定する必要がある場合にも適しています。
多言語表示:画面の情報の表示言語は17か国語あります。
フレキシブル:横向き、縦向き、逆さまのどの向きでも使用できます。試験片のサイズに合わせて高さを調節するアクセサリーも、標準で試験機に付属しています。
校正基準内蔵:校正基準が組み込まれているため、外部の校正基準を準備する必要がありません。
取り外し可能な駆動ユニット: 駆動ユニットはメインユニットから取り外し可能ですので、延長ケーブル(付属)と一緒に用いることで、アクセスしにくいエリアの測定が可能です
測定針保護キャップ(取り外し可能):測定針の先端には、0.7 mNの測定能力を持つ2µm(80µin)のダイヤモンドが付いています。用途に応じて様々な測定針が用意されています。
表面粗さ試験機の使用方法
表面粗さ試験機にはスタイラス針が付いています。この針を試料の表面であらかじめ設定した長さだけ移動させると、表面の凹凸を示す「図」が記録されます。この方法では、次の値が測定されます。
Rmax: スタイラス針の移動経路全体の中で山と谷の間隔が最も大きい部分
Ra: スタイラス針の移動経路の粗さの平均
Rt: スタイラス針の移動経路にある最も高い山から最も低い谷までの距離
Rz: 複数回測定した場合の最も高い頂点から最も低い谷までの深さの平均