Flex2COMはリアルタイムで産業用イーサネット通信を行うためのゲートウェイです。このゲートウェイは、ルネサスRZ/N1Dヘテロジニアス・マルチコア・プロセッサをベースとしたマルチプロトコルフィールドバス通信のための成熟したソリューションを提供します。
オペレーティングシステムLinux YoctoはSBC-RZN1Dで利用可能です。ケーシングでSBCを完成させます。このソリューションの詳細Flex2COM IoTゲートウェイ
低消費電力で高性能
RZ/N1Dの統合R-IN Engineサブシステムは、ルネサス産業用ネットワークコントローラの略です。インダストリー4.0の要件に合わせて開発されました。2MBのRAMを搭載した32ビットArm Cortex-M3 RISC CPU、ギガビットイーサネットMAC(GMAC)、RTOSアクセラレータHW-RTOSで構成されています。このコンセプトにより、低消費電力で高速なリアルタイム性を実現しています。R-INエンジンは、産業用マルチプロトコル通信用のSercos IIIおよびEtherCAT用の5ポート・イーサネット・スイッチおよびスレーブ・コントローラによって補完されています。
様々なプロトコルをサポート
Flex2COMは、EtherCAT、Profinet CCB RT1、EtherNet /IP、Sercos IIIなどの産業用Ethernetプロトコル用の2つの100 Mbitインターフェイスを提供します。さらに、TCP/IP通信用の1 Gbitインターフェイスが2つ、CANopen対応のCAN 2.0Bインターフェイスが2つ、UARTインターフェイスが3つあります。
柔軟な動作選択
Flex2COMはLinux Yoctoに最適化されています。必要に応じて、Linux Debianにも対応しています。
主な機能
500MHzのデュアルCortex®-A7と125MHzのCortex®-M3を搭載したルネサスRZ/N1Dプロセッサ
産業用イーサネット通信用R-INエンジン
高度な5ポートスイッチ
EtherCATスレーブコントローラ
512MB DDR3-SDRAM
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