MSU4.0コントロールパネルは、主電源制御を必要としない発電セットのための広範な起動および制御機能を提供します。
MSU4.0自動/手動始動制御ユニットは、主電源ラインの監視が不要な単一発電機用に設計されています。このユニットには、ディーゼルエンジンを安全に始動し、オルタネータ電圧と負荷電流を監視しながらエンジンパラメータを制御するために必要なすべての機能が搭載されています。
電圧と電流の値はすべて真の実効値で監視され、パネルに表示されます。パネルメーターを追加する必要はありません。また、負荷電力も測定し表示します。これらの値をもとにユーザーが機能を操作することができます。
また、エンジン値の保護や監視も可能です。エンジン温度、油圧もアナログバーグラフで表示されますので、パネルにメーターを追加する必要がありません。プリヒート機能により、冷間時の確実な始動が可能です。
DCバッテリー電圧を測定し表示します。また、バッテリー電圧に応じてアラームを発生させることができます。アラームはすべて記録され、過去10回分のログを見ることができます。リモートスタート入力機能により、本機を遠隔操作することができますので、他のシステムからGEN-SETを制御することができます。エンジンの稼働時間はシステムメモリーに記録されます。負荷電力も測定・監視され、これらの測定値に基づいて特殊機能を作動させることができます。また、エンジンの定期点検時間をプログラムすることができます。
本機には設定可能な入出力ポートがあり、ユーザーの用途に応じてプログラムすることができます。アナログ測定入力の校正は、メニューから行うことができます。
---