ロールボンド技術のおかげで、ウナソラーレ+は、太陽光を電気エネルギーに変換するPERC技術による60セルの太陽光発電パネルと、熱エネルギーが生成され、集熱器内を流れる熱媒体に伝達されるパネルの裏側に配置されたロールボンドと呼ばれるアルミニウム集熱器からなるハイブリッド太陽電池モジュールを実現した。
この技術の多くの利点の中には、太陽電池の冷却による発電量の増加がある。モジュールによって生成された熱エネルギーは、家庭用では温水の生成、室内暖房やプール暖房の補助に、商業・工業用では生産工程の熱エネルギーとして利用することができる。
高い熱効率により、ウナソラーレ・プラス・ハイブリッド・ソーラー・モジュールは、「ソーラー・クーリング」と呼ばれる冷却システムにも使用できる。その他の利点は以下の通り:
- セルのホットスポット現象が防止されるため、太陽電池モジュールの「寿命」が延びる;
- 地表(GeoCompact)または深部地熱プローブと交互に、またはモジュールを熱交換器として使用する水対水ヒートポンプ暖房システムへのモジュールの直接連結;
- モジュールに雪が積もらないため、発電の継続性が保証される;
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