石油や石油化学製品による火災に優れた感度を発揮する炎検知器です。IPES-IR/UVは、90度の視野の中に紫外線(UV)と赤外線(IR)のセンサーを内蔵し、両スペクトル領域の特定領域を監視し、紫外線と赤外線の波長放射が実際の火災を示す場合にのみアラームを作動させます。複数のセンサーを組み合わせることで、人工照明、直射日光、間接日光、雷、アーク溶接、金属研磨などの非火災放射源による誤検知を排除します。
内蔵の連続セルフチェック機能により、検出器の視野を妨げるものがある場合や、回路の整合性に問題がある場合に通知されます。このユニットには複数の出力が標準装備されており、4-20mA、RS485、リレーを経由して検出器をシステムに接続し、信頼性の高い通信を行うことを選択することができます。
結露が発生する可能性のあるアプリケーションでは、内部ヒーターが作動し、ダメージを防ぐことができます。また、消費電力は3W未満で、ESPの炎検知器IPES-IR/UVは低電力コストを保証しています。
ステンレス製とアルミニウム製のハウジングがあります。
アプリケーション
掘削・生産プラットフォーム
タンカー、貨物船などの船舶の輸送
燃料搭載施設
製油所、バルクターミナル、タンクファーム
LNG/LPG処理・貯蔵施設
コンプレッサーステーション、パイプライン設備
石油化学工場、塗料工場、肥料工場
発電所・ガスタービン設備
交通施設(空港、地下鉄)
石油・ガス焚きボイラー/ファーネス
航空機格納庫
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