ETS-リンドグレーンの3150B型デュアルスタックLPDAはデュアルスタック対数周期ダイポールアレイアンテナ(LPDA)で、2つのLPDAはそれぞれ100アンテナです。並列に組み立てると、入力インピーダン ス50のアレイになります。このアレイは、単一のLPDAと比較して利得が増加します。VSWRが低いため、アンプとのマッチングが良く、入力電力に比例した高い電界が得られます。このアンテナは、軍事用や車載用EMCアプリケーションなど、高電界を発生させる必要がある状況に適しています。
主な特徴
平均2:1 VSWR(レンジ全体
最大入力電力5kW
イミュニティ試験に最適
周波数範囲
3150Bは80 MHzから1 GHzの周波数範囲をカバーします。このアンテナは、100 MHzから1 GHzの範囲において、1 mの距離で1 kW未満の入力電力で200 V/mを発生させることができます。ETS-Lindgrensの3159または3158ハイパワーバイコニカルアンテナと組み合わせると、3150BはETS-Lindgrensの高シビアリティレベルのイミュニティソリューションの不可欠な一部となります。
低VSWR
モデル3150Bの平均VSWRは周波数範囲全体で2:1です。このアンテナには7/16 DIN同軸コネクタが装備されており、1GHzで3kW、80MHzで最大5kWの入力電力を扱うことができます。
用途
モデル3150Bは、ISO 11541-2やMIL-STD感受性試験などの規格に準拠した車載EMCアプリケーションで要求される高電界を発生します。さらに、このアンテナは受信アンテナとしても使用できます。
物理仕様
幅209.0cm(82.3インチ)
奥行き150.4cm(59.2インチ)
高さ 203.2 cm(80.0 インチ)
重量 10.6 kg(23.4ポンド)
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