信号品質とコストの両方が重要な単独チャンネルのTOFDによる溶接部検査には、HST-Liteスキャナーが適しています。磁気ホイールとバネ式プローブホルダーの組み合わせは、高品質のワンライン探傷を実施するために必要な安定したスキャンを可能にします。軽量のスキャナーは片手で操作することができ、上下逆でも強磁性面に密着します。
HST-Liteスキャナーの対応外径範囲は114.3mm(4.5インチ)~フラット表面で、パイプの円周に沿ってエンコードすることができます。さまざまなスキャナーの部品は工具を使用することなく調整可能です。
特長
• 2個のTOFDプローブで、外径114.3mm(4.5インチ)以上のパイプの周方向スキャンが可能
• 検査する磁性面に本体をしっかりと装着可能な4個の磁気ホイール
• 軽量なアルミニウム製フレーム
• 個々に独立して配置可能なバネ式プローブホルダー
• 防水、9ステップ/mm分解能のバネ式エンコーダー
• 位置を低くして使用する場合に取り外し可能なハンドル
• アンビリカルケーブル用取り付け装置
• ホイールの外側にプローブを配置できるフレーム設計(追加可能な2つの磁気ホイールを使用)
• スキャナー上に刻印されている基準線とプローブホルダー上のポインターにより、2個のプローブ間の距離を簡単に測定
標準付属品
• ハンドル付きスキャナーフレーム
• 磁気ホイールx4
• OmniScan探傷器と互換性のある防水バネ式ホイールエンコーダー、5mケーブル付き
• TOFD-P/Eヨーク付きのバネ式アーム(SLA)x2(幅31.75mm、径5mmのボタン)
• 注水用チューブとアクセサリー
• ケーブルコンジット
• キャリングケース