ERWソリューション:インラインERW管高温探傷システム
全自動のERW管工程管理
インラインERW管高温探傷システムは、パイプ温度が100℃までの溶接部冷却とアニーリングの間の生産ラインに組み込みます。 特殊な自己冷却ウェッジと自動アラームが組み合わさり、過度な温度からフェーズドアレイ(PA)プローブを保護します。
従来の超音波(UT)とPA技術を使用して、外径60.3 mm~508 mm(2.4インチ~20インチ)のERW管に対して、溶接線と熱影響部(HAZ)の内外表面を 検査します。 自動溶接部トラッキング技術がサーボモーター駆動機構に結合し、検査対象範囲を確実にカバーします。
検出される典型的な欠陥は以下のとおりです。
• 長手方向の亀裂
• スルードリルホール
• HAZ内のラミネーション欠陥(溶接部のどちら側も最大25 mm (1インチ))
油井管(OCTG)製造業者の厳しい規格に準拠
完全に自動化されたインラインERW管高温探傷システムのフェーズドアレイプローブは、溶接プロファイルをトラッキング・記録し、UTプローブは、自動配置機能を使用して溶接部の欠陥を検出します。 このターンキーシステムは、ERW管製造業者にとって国際規格の検査要件を満たすツールとなります。
• 熱影響部(HAZ)を自動でトラッキング
• リアルタイムで溶接部のプロファイルを表示
• 適切な検出のために探傷プローブを自動配置
• オペレーターのスキルへの依存を最小化
• 事前設定のプローブホルダーと保存された設定ファイルを使用した簡単で迅速な切り替え
• クローズドループ冷却システムを使用したフェーズドアレイプローブの保護