溶接部検査および腐食マッピング用SteerROVER™スキャナー
SteerROVER™ポータブル電動スキャナーは、実績のあるMapROVER™スキャナーをベースにしていますが、ユーザーが離れた場所から配置できるように操縦機能が追加されています。 この機能が役立つのは、オペレーターの手が届かない位置にある圧力容器やタンクなど大型の強磁性面を検査する場合です。 このスキャナーは、電動ラスターアームを使用して腐食マッピング用に構成することも、プローブホルダーラックを使用して溶接部検査用に構成することもできます(縦方向と円周方向の両方)。 直感的に操作可能なタッチスクリーンで制御できるので、作業現場にラップトップPCを持ち込む必要がありません。 接続するのは電源コントローラーとOmniScan®またはFOCUS PX™探傷器のエンコーダー入力のみです。
構成
SteerROVERスキャナーは、用途(溶接部または腐食)に応じて、またさまざまなラスターアームとケーブル長オプションの組み合わせによって異なる構成で注文できます。
SteerROVERスキャナーとプローブホルダーラックを曲げて縦方向の溶接部検査を行うことができます。
SteerROVERスキャナーに電動ラスターアームが装着されている場合、離れた場所で腐食検査を行う強力なソリューションとなります。