EdgeFORMホイール型フェーズドアレイプローブは、自動車メーカーがトランク、ボンネット、ドアパネルの接着接合部に空隙がないか検査する際に使用します。 複合材料やその他の表面が滑らかな材料の検査にも適しています。
利点:
• カプラント(接触媒質)の塗布量を抑えても 良好なカップリング
• 表面近傍分解能: 最小1 mm(0.04インチ)
• 厚さ0.5 mm(0.02インチ)から1.5 mm(0.06インチ)の 平坦パネル、滑らかな表面を持つパネル、および湾曲パネルを 検査可能
• 厚さ20 mm(0.79インチ)までのアルミニウム 板を10 mm(0.39インチ)の 遅延材を使用して検査可能
• 幅32 mm(1.26インチ)までの接着接合部に対応
• 調整可能なローラー部により、信号の安定性を最適化
• 必要な分解能に合わせて、ピッチ1.0 mmと0.36 mmを利用可能
先端技術
プローブによる0度の超音波ビームとビルトイン式エンコーダーは、クリアなC-スキャンイメージを生成します。 接合部が良好な場合、超音波は伝送されて、接着剤や金属シート内で減衰します。 接合部が不良な場合、超音波は反射して戻ります。 OmniScan探傷器は、接着接合部の特定およびC-スキャンイメージでの接着接合部の表示にゲートを使用します。 イメージは、信号強度に合わせて色分けされます。
特殊なプローブ設計
調整可能なホイール
縦軸と横軸の開口幅を調整して、複数のパネル形状に対応させます。 横方向の範囲は32 mmであり、縦方向の範囲は+/- 2.5 mm調整できます。
人間工学に基いた軽量のスキャナー
軽量のスキャナー(0.3 kgまたは0.66 lb)は人間工学に基いており、平面または曲面の車体パネルを安定してスキャンできます。
画期的な透明のタイヤ
タイヤは特殊な材料で作られており、高品質で水浸法に似た検査が可能です。 簡単にアクセスできる充填ポートがあるため、チャンバー内の気泡を見つけて取り除くことができます。